CO2の濃度を監視することによって期待できる健康的な生活
モニターを導入することで監視が可能になるCO2の濃度
作業をする際部屋の窓を閉め切ってしまい、CO2が充満していることに気が付かない場合があります。
換気不足で部屋の空気を入れ替えを怠ったために倦怠感や頭痛や耳鳴り、息苦しさなど深刻な人体への影響が心配されていますが、逆にCO2の濃度に過敏になりすぎてしまい、換気過剰による空調設備のエネルギーの使用量増加を懸念する企業も少なくないようです。
適切な換気ができるように、対応策を考える必要があります。
モニターを設置し常時部屋のCO2濃度を測定することで、必要時に換気ができるようになります。
またモニター設置に関しては特別なプログラムやソフトウェアを必要としません。
メーカーによっては取り付けから運用まで即時行うことが可能で、測定した結果はデータとして記録され、濃度が閾値に達した場合はアラームやメール送信などわかりやすい方法で状況を知らせてくれるので、社内のどこにいても結果がわかる仕組みになっています。
密室におけるCO2濃度をチェックする必要性
自由な働き方が増えたことにより、オフィス勤務以外にもコワーキングスペースや在宅勤務など、仕事場所は変化してきています。
しかし日本ではまだまだオフィス勤務を行う企業が多く、少しでも社員が働きやすい環境作りをするためにもオフィス環境を見直すことが重要です。
基本的に多くのオフィスには空調があり定期的な換気が行われていますが、1つの部屋で複数の社員が働くような場所では十分な換気が行われず、室内のCO2濃度が高くなる可能性があります。
密室など換気が十分ではない場所で多くの従業員が働くようなオフィスではCO2濃度が高まり、濃度が3000ppmを超えると頭痛やめまい、吐き気を感じる可能性があり、6000pmを超えてしまうと意識を失う危険があります。
換気を十分に行わない場所では作業効率が落ちるという研究結果もありますから、換気不足で本来の能力を発揮できないといったことがないように、換気設備の点検はもちろん二酸化炭素濃度の測定機器の導入などがおすすめです。